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めざせ! 家計マネジメントの達人<第2回> 家計と黒字 「貯蓄をふやす智恵」
お札

確実に貯蓄できる方法はありますか?

Q. 貯金が貯まると、ついつい使ってしまいます。貯金を貯められる方法を教えてください。

Yさん(30代・主婦) / 夫(会社員)、子ども2人(小3、小1)


A.貯蓄の額を決めて、残ったお金で生活しましょう。

Step1 まず「貯蓄成功の計算式」を知ろう!

貯蓄が出来る人と、できない人では、頭の中に違う計算式があることをご存知ですか?

 貯蓄したいけどできない人の計算式 

収入 − 支出 = 貯蓄

「使って余ったお金があれば、貯蓄しよう」という考え方です。これでは目標の貯蓄額を貯められる人はまずいません。

 貯蓄に成功している人の計算式 

収入 − 貯蓄 = 支出

まず、貯蓄したい金額を収入から差し引いて、残ったお金で生活する!

ポイント

 収入からまず貯蓄を差し引いて、残りで生活」するようにしましょう。この計算式を使うと、貯蓄目標が明確になります。

Step2 天引き貯金で「確実貯め」を!

銀行

貯蓄の決意ができたとしても、急に大きな貯蓄目標を立てて無理をすると、反動で今以上に支出が増えてしまうことになりかねません。 そこでムリせず、長続きする方法でやってみましょう。

銀行の積立定期や保険型商品、会社員の方なら財形制度などを利用して、毎月天引きで、自動的に一定金額を貯蓄に回しましょう。

赤字や不意の支出に困るという方は、例えば月3万円の貯蓄目標のうち2万円を自動積立し、残り1万円は確実に残せた時点で貯蓄に 追加する、という方式でスタートしてみましょう。

毎月天引き以外の方法でも「月々の収入で生活費、ボーナスには手を付けないで貯蓄にまわす」という手もありますよ。

ポイント

 貯蓄したい金額は天引きで!
自動積立、保険型商品、投資信託の積立購入など、自動的・強制的に収入を貯蓄にまわす方法を活用しましょう。

 いきなり無理な天引きを始めると長続きしません。
家計の現状を見て、確実に貯められそうな金額を、自動積み立てしていきましょう。

Step3 何が「ムダな支出」かを知って、「自動節約」しましょう!

次に支出を1項目ずつ検討して、節約できるところはないかチェックする必要があります。

節約というと「欲しいものを無理やりガマンする、つらい作業」というイメージを持っている人も多いようです。 けれど、ガマンする必要のない、自動的に節約ができる支出項目もあるのです。

多くのご家庭の家計を診断してきましたが、ケータイ料金、保険、住宅ローンなどは、次々と新しい商品が出ていますので、 必要を満たしつつ支払をいを減らせる場合も多いのです。「自動的な節約」は一度見直せば、ストレスをためずに毎月支出を 減らせるので、情報を集めて勉強する価値は大いにあります。勉強の時間が取れない人は、専門家や詳しい人に相談するのも 方法です。

ポイント

 家族のケータイ料金を把握していますか?
もっと安くなる加入の仕方はありませんか?

 保障内容を知らないままに払い続けている保険はありませんか?
本当に必要な保障でしょうか?

 住宅ローンは何歳まで支払うか、ご存じですか?
返済額がこれから増えることはありませんか?
借り換えて支払い総額を減らせないか調べたことはありますか?
 

Step4 日々のやりくり 成功のコツ

自動的な節約をおさえた上で、さらに支出をカットしたい、またはする必要がある場合は、食費など生活費の節約に取り組む必要があります。 代表的な2つの方法をご紹介します。

方法1 家計簿

家計簿

家計管理の代表選手です。費目(食費・日用品質・レジャー費など)ごとの支出を記憶し、 予算の範囲で収まるよう、チェックしていきます。

「毎月何にいくら使っているか、さっぱり分からない」という方は、まずは3ヵ月くらい家計簿をつけて、お金の流れを把握しましょう。

現実を知ることで、どこが使いすぎで節約できるかが分かってきますので、家計簿を付けることで節約効果が出ることもよくあります。 ゆりもとは使いやすいようにエクセルで家計簿を自作してつけています。

方法2 袋分け

袋分け

「家計簿は苦手だけど、ちゃんとやりくりはできています」というタイプの方は、袋分け派が多いようです。 費目ごとに決めた予算を封筒に分け、中に入っているお金で1カ月生活していくという方法です。

面倒な計算や記録は必要なく、封筒内の予算を守りさえすれば、貯蓄が達成できます。封筒ではなく、費目ごとにお財布をかえている、という方もいます。

目的は「予算内に支出を抑える」ことですので、それができれば方法は何でもかまいません。また長続きさせるためには「予備費」を設けるのがポイントです。 予算オーバーしたときは予備費から出すようにします。そして「予備費が余れば、自分(奥様)のお小遣いにしてもいい」 というルールにすれば、やる気が出てきますよ。

ポイント

 生活費の節約が必要なら、費目ごとの予算を立てましょう。

 自分にあったやり方で、支出を予算の範囲に抑える訓練をしましょう。

 長続きさせるためには「予備費」を設け、予算オーバーに備えること。
 

雑誌『アー・ユー・ハッピー?』2007年11月号掲載分 2008.05.19 再編集


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