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FP(ファイナンシャル・プランナー)の仕事って?

2011.09.21

ファイナンシャル・プランナーの仕事に興味があります。どういう仕事で、どうやって資格を取ればいいのか、教えてください。  相談者 Yさん(30代・主婦)

FPってなんですか?

相談者の夢や目標をかなえるため、総合的な資金計画を立て、実行を支援するのがファイナンシャル・プランナーです。

経済面からの実現可能なプランを作るためには、金融、不動産、税金、住宅ローン、生命保険、年金制度など、幅広い知識を駆使する必要があります。 これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考えサポートしていく、財産形成のパートナーです。


FPは、普段どんな仕事をしているの?

おもに下記のような4つの仕事があります。

FPの仕事 1.相談業務
個人や法人のお客様の、資産面でのニーズをお聞きし、解決策の提案、実行をサポートします。

2.執筆業務
お金に関する役立つ情報を執筆し、新聞・雑誌・インターネット上で発信しています。

3.講師業務
お金に関するセミナーの講師をします。

4.金銭教育普及活動
一般の方向けにライフプラン勉強会を開催したり、子ども向けに、 おこづかいゲームなどを使って金銭教育をするなど、地域に密着しボランティア的に活動している主婦FPもたくさんいます。


世の中の仕組みがわかる FP資格のメリットは?

おもに3つのメリットがあります。

1.世の中のお金の仕組みがわかる
お金にかかわる幅広い分野を勉強します。生活設計や資産運用をするための基礎知識が習得できます。

就職・転職に強いFP資格 2.就職・転職に強い
証券・金融・保険・不動産業界への就職に有利になることが増えてきたため、注目度が上がっています。 最近は受検する大学生が増えています。

3.独立も可能
独立系FPとして開業・活躍することも可能です。



企業系FPと独立系FPの違い

 日本では銀行・保険会社・住宅会社などに所属している「企業系FP」と開業して独自のサービスを展開している「独立系FP」がいます。
 企業系FPは、自社商品の販売に際して、FPのスキルを使ってお客さまの資金計画などをサポートします。 相談料は無料の場合が多いですが、他社商品はよいものであっても提案できないという制約があります。
 独立系FPは、相談料をいただきながらお客さまの立場に立って、中立的なアドバイスを行います。サービス内容や相談料金はFPによって まちまちです。日本では、9割以上が企業系FPで、独立系FPの数はまだ少ないというのが現状です。


FP資格ってどういうの?

FP資格には、国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士(1級〜3級)」と
民間資格の「CFP(R)」と「AFP」があります。

《日本のFP資格のしくみと取得にかかる費用》

FP国家資格
社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)
FP民間資格
NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP(R)(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)
【取得条件】
実務経験5年以上
 or 2級合格者で実務経験1年以上
→ 1級 学科試験 ・ 実技試験に合格

【取得費用】
受検費用: 学科8,900円 実技25,000円
★CFP(R)認定者、合格者は学科免除
日本FP協会実施 実技試験:20,000円

★大都市圏ではCFP(R)のほうが有名ですが、
最近は1級FP技能士で活躍している方も多い
と聞いています。
【取得条件】
AFP資格登録者→CFP(R)資格試験(全6教科)に合格
→CFP(R)エントリー研修を終了&3年間の経験要件申請

【取得費用】
受検費用:@5,250円×6科目(2科目以上@4,200円)
CFP(R)エントリー研修 受講料: 10,500円
年間ライセンス使用料:8,000円 年会費:12,000円

【資格更新の条件】 2年ごとに継続教育15単位取得

★世界20カ国で認定されている国際ライセンスです。
年々試験の難易度が上がり、取得の条件も厳しく
なっているようです。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)
【取得条件】
実務経験2年以上 or 3級合格者
 or AFP認定研修修了者
→ 2級 学科試験 ・ 実技試験に合格
★試験内容は日本FP協会と同一

【取得費用】
受検費用: 学科4,200円 実技4,500円

★2級FP技能士を取得後、認定研修を受ければ
AFPに登録することも可能です。
【取得条件】
AFP認定研修を終了&学科試験・実技試験に合格
★AFP合格者は同時に2級FP技能士も取得できる
ことになります。

【取得費用】
認定研修:通信5万〜10万円 or 通学20万〜30万円
受検費用: 学科4,200円 実技4,500円
日本FP協会入会金:10,000円 年会費:12,000円

【資格更新の条件】 2年ごとに継続教育15単位取得
3級ファイナンシャル・プランニング技能士 ※ 民間には、3級に該当する資格はありません。
【取得条件】
3級 学科試験 ・ 実技試験に合格
【取得費用】
受検費用: 学科3,000円 実技3,000円

国家資格は、資格更新が不要ですが、民間資格は、年会費や更新費用がかかります。 資格取得後すぐ仕事に生かす予定がない場合は、慎重に検討しましょう。

<詳細は下記のサイトにて>
一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい):ファイナンシャル・プランニング技能検定の体系
NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会):FPの資格と検定の種類



FPになるには、どういう勉強をすればいいの?

国家資格・民間資格とも、下記の6つの分野の習得と実務経験が必要です。民間資格の場合は、さらにFP倫理科目の習得や独自の研修参加が必要になります。 興味があるのであまりお金をかけずに資格取得にチャレンジしたいのなら、国家資格の3級ファイナンシャル・プランニング技能士からスタートするのが おすすめです。明確にFPになりたい方、またはFP資格を今の仕事で生かせる方は、民間資格のAFP取得からスタートしてもよいでしょう。



FPの習得する5つの分野

1.金融資産運用設計・・・貯蓄、債権、株式、投資信託など
関連資格 : 証券外務員、証券アナリスト

2.不動産運用設計・・・不動産取引での法律、税金など
関連資格 : 宅地建物取引主任者、不動産鑑定士

3.ライフプランニング、リタイアメントプランニング・・・人生設計、年金のことなど
関連資格 : 社会保険労務士、DCプランナー

4.リスクと保険・・・保険に関するさまざまな知識
関連資格 : 保険外交員

5.タックスプランニング・・・税金に関するさまざまな知識
関連資格 : 税理士、公認会計士

6.相続・事業承継設計・・・非課税枠などの仕組みを知る
関連資格 : 税理士、行政書士、中小企業診断士



ゆりもとひろみの「私のFPへの道」 ★★★

主婦でもキャリア形成できる道がある

FPへの道  私がFPを志したのは10年前、長男が生まれてからのことです。独身時代や結婚して子どもができるまでは、家計のことを深く考えたことはなく、 入っただけ使うような生活をしていました。しかし、長男が生まれてから、はたと家計の現実に直面し、将来の生活設計が必要なことに気づきました。
 当時、主人は転勤の多い仕事をしていましたので、子どもの教育や住宅の計画をどう考えればよいか知りたいと切実に思いました。 また、主人の転勤で、今後私が働く場所が変わったとしても、キャリアが形成できる仕事・職種はないものか、乳飲み子をかかえながら 考える日々が続きました。
 ちょうどそのとき、友人から「ファイナンシャル・プランナー(FP)」という資格があるという話を聞き、非常に関心を持ちました。 調べると、金融・年金・保険・ローン・税金などの幅広いお金の知識を網羅しながら、生活設計のサポートをする新しい職業であること、 日本ではまだ認知度が低いが、アメリカでは人気のある職業であることなどがわかりました。
「これからの時代に必要となる素晴らしい仕事だ」と確信し、FPになることを決意して勉強を始めました。 私の場合は、当初から独立系のFPになりたい! という一心で努力をしてきました。

子育てしながら、8カ月の試験勉強で、全科目一発合格!

 当時はまだ国家資格はありませんでしたので、民間資格であるCFP(R)をめざすことにしました。 初級資格のAFPは認定機関での研修履修が条件ですので、調べていちばん安い通信研修を選び、クリアしました。 次のCFP(R)になると、通学の受検講座を受ける方が多いのですが、私の場合は子どもが小さく、通学は不可能ですし、 費用もかかるため断念しました。
 6科目があって、すべて合格するとCFP(R)資格を取得できる仕組みでした。いろいろ調べて、  過去問を数年分徹底的につぶすことで勝算があると考え、CFP(R)テキストと過去問3年分だけを購入。 全科目一発合格をめざして、試験の8カ月前から勉強をスタートしました。 1科目1カ月で勉強し、最後の2カ月で全科目を総復習し、合格ラインをめざすという作戦を立てたのです。
 最初はテキストをはじめから読んでいたのですが、これでは絶対終わらないと気づき、過去問を解いてわからないところはテキストに戻る、という 方法に変更しました。子育てのかたわら、一日約2時間勉強を続けました。
 実際は試験2カ月前になっても2科目が手つかずで残っていたため、全科目受検はあきらめようかと迷いましたが、 「働きながら受検する人が多いのだから、大変さは変わらないはず。チャレンジせずに自分であきらめてどうする!」と思い返して、 なんとか試験範囲を終え、試験会場の早稲田大学にたどり着きました。
 結果としては、受検者1万人中100名の「6科目一発合格」をすることができました。苦しかったですが、難関試験を1回で片づけることができたので、 がんばって本当によかったと思っています。
 その後、長女を出産の後、2003年にFP事務所を開業しました。以降、多くの素晴らしいFP仲間やお客様との出会いがあり、日々成長しながら 相談業務でお役に立てることを本当にありがたく思っています。

仕事のメインは「ライフプランニング」

 この十数年でFPという職業は、ほとんど無名の状態から、たいていの人が聞いたことがあるくらいの認知度まで高まり、活躍の場も増えてきました。 けれどもFPというと、単に「節約をすすめる人」「保険の見直しをする人」というイメージが強く、 どんなことがメインの仕事かわからないまま広がっているように見受けられます。
 実は、FPが本来一番お役に立てるサービスは「ライフプランニング」なのです。これは、ご家族が希望する生活設計を、金額ベースで実現可能なのか シミュレーションし、財産形成をサポートするものです。今後は独立系・企業系を問わず、ライフプランを主軸として、最適な住宅ローンや金融商品を提案し、 末永くお客さまの人生をサポートしていくFPが増えることを期待しています。

雑誌『アー・ユー・ハッピー?』 2008年9月号掲載分 2011.09.21再編集



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