
保険見直し ビフォア&アフター CASE3:見直しメリット約402万円
Q. 生命保険料の負担が大きいので、どうにかしようと思っています。実際、保険を見直すと、どのくらいの効果があるのでしょうか。
A.保険の加入状況にもよりますが、見直すことによって、かなりの効果を発揮するケースが多いのも事実です。 小学館『DIME』に掲載された保険見直しの実例をご紹介しましょう。
CASE1:見直しメリット約650万円の実例はこちらまで>>
CASE2:見直しメリット約305万円の実例はこちらまで>>
● 加入している保険 : アカウント型保険
Sさんは、いま話題の「アカウント型」と呼ばれる保険に加入されています。
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
見直しポイント

(1)アカウント型の特徴
アカウント型保険は、保険料の一部を積立て、保障を見直すときに、積立てられたお金を利用して、特約を買ったり、現金として引き出したりすることができます。 保険期間満了時には、積み立てられたお金を利用して終身保険などを買って老後保障に備える仕組みです。
この保険は、積立金を活用して自由に見直せるところが良い点なのですが、特約の多くが更新型で、更新時期に保険料が値上がりします。
実際、Sさんの特約もすべて15年更新で、46歳の更新時に保険料がアップするのは確実です。さらに更新時期の保険料値上がりを積立分で賄うことができるのですが、そうすると保険期間満了時に老後の必要保障が買えなくなってしまいますので、個人的にアカウント型はおすすめしていません。
(2)介護保障の落とし穴
Sさんは「介護保障」を特約としてつけておられますが、ここにも問題があります。実は、介護状態の認定基準が非常に厳しく、 一般に考えられる寝たきりでは保険金が出ない場合もあるのです。
|
もともと一生涯の死亡保障がなかったので、変額終身保険200万円確保。
金額は死亡整理金として用意したい最低レベルにする。
|
|
保険料が一生涯変わらない定期保険へ。夫死亡時に毎月一定額の保険金が、65歳まで受け取れる。
非喫煙者なので保険料減。
|
|
15年更新型から保険料が上がらない終身医療へ。ガンを含むすべての病気で入院日額1万円が支払われる。
入院1泊2日から通算1000日まで保障。
|
見直しメリット
Sさんの必要死亡保障額は4000万円です。
4000万円のうち200万円は変額終身保険、残り3800万円は収入保障保険でカバーします。 医療面は、ガンを含む病気すべてを1泊2日から日額1万円保障される医療保険に。死亡・医療とも保険料が変わらない一生涯保障になりました。 65歳で保険料支払も終わり、老後生活コストに保険料の負担はありません。
見直しの結果、Sさんの月額保険料は、1万4665円から1万5395円とアップするものの、一生涯の支払い総額では、約402万円のダウンとなりました。
※必要死亡保障額は、下記の計算で概算が出ます。
必要となるお金の合計(生活費・住居費・教育費など)−入ってくるお金の合計(貯蓄・遺族年金・配偶者の収入など)
約950万円−548万1768円=約402万円の減額に!
※上記の事例は、 HIA本社(株式会社住まいと保険と資産管理 東京本社)が取材を受けた 小学館『DIME』(2005年8月4日号掲載)の記事を、一部引用・編集して掲載しました。
保険見直しの実例はいかがだったでしょうか。
「保険は人生で2番目に高い買い物」と言われています。ちなみに1番高いのは、多くの方の場合「住宅」になります。でもたいていの方は、住宅の次に多くの支払いをしていることに気付いておられません。
「月々これくらいなら払えるから」と気軽な気持ちで加入されるのですが、 トータルでは数百万、数千万の支払いになるケースも少なくないのです。
また、「○年後に更新が来て、保険料が跳ね上がってしまう」「希望していた年齢まで保障を続けることができないことに気付いた」とご相談にいらっしゃる方も多数おられます。
保険見直しのポイントは、 重複した保険や必要のない保険、財務体質の不安な会社の保険に保険料を払い続けるのはやめること。
一方、必要な保障には適切な保険料を払うことによって、保障コストを適切な水準にすること。
そして、保険会社の破綻のニュースを見て慌てたり、 10年後に必要な教育資金が足りなくなったり、20年後に住宅ローンが返済できなくなったり、40年後に必要な老後資金が足りなくなったり・・・・・・、というような最悪の事態を避けることです。
あなたと愛するご家族が安心して生活できるよう、適切な保障を、無駄なく準備したいものですね。
2008.04.01 ゆりもとひろみ
