ゆりもとFP直伝!家計見直し術【第27のワザ】 マネー美人になるためのちょっとした心がけ
ファイナンシャル・プランナー ゆりもとひろみ
今回は、年末年始など、家計の節目に、ぜひやって頂きたい、お金の反省法についてご紹介します。
お金の使い方を反省する
みなさまは、年初に立てた計画を覚えていらっしゃるでしょうか。
「これは達成できた」「これはダメだった」と振り返りながら、次の抱負を考え始めている方もいらっしゃることでしょう。「行動」の反省をされる方は多いのですが、自分の「お金の使い方」を反省することも、お金とうまく付き合うスキルをアップするためにとても大切です。
といっても、家計簿を眺めて
「今年もこんなにお金が出て行ったのか…。来年は子どもの進学もあるし、どうなることやら…。」
と、ため息をついていても、あまり進展がありませんね。
今回は、これまで使ったお金のうち、ターゲットを絞って振り返ってみたいと思います。
振り返る項目は?
年初~これまで使ったお金のうち、ターゲットを絞って振り返るには、まず、使ったお金のうち、生活費や住居費・教育費など、必ず出て行ったお金と、数千円単位の小さな支出はちょっと置いておきます。
振り返っていただきたいのは、「決して必要とは言い切れないけれども、あなたや家族の意思で使うことを選んだ支出」です。
そして金額は3万円以上、もしくは5万円以上くらいでピックアップするとちょうどよいと思います。家族でスマホを変えた、家族旅行、ブランドバッグなど、意外にたくさん出てきませんか。年間合計すると一般的なご家庭なら、50万円以上はいくと推定されますので、半期分でしたら、25万円くらいが目安になるでしょう。
この支出について、ちょっとしたポイントを意識して振り返ってみたいと思います。
それでは、第27のワザをお送りします。
【第27のワザ】
使ったお金の「感謝度チェック!」をする
無駄遣いの傾向性を見つける
それでは、まず、使った目的と金額を紙に書き出してみましょう(頭の中で思い浮かべるのでもよいですよ)。
それぞれについて、「今考えても、そのことに、その金額を使ったことは納得できるか」を振り返っていただきたいのです。その際に、とてもわかりやすい基準は、「これだけの価値とお金を交換できてよかった」と思い返して感謝が湧いてくる支出は、 合格です。
一方、「あんなことに使うんじゃなかった。もったいなかった。やり直せるなら違う選択をしたなあ」という気持ちになる支出は、要反省。ということになります。感謝で使えたこと(物)、使って残念だったこと(物)、それぞれに理由も考えて見ます。すると、あなたの無駄遣いの傾向性が見えてきます。
無駄遣いの傾向性と解決方法
ここで、代表的な無駄遣いの傾向性について3つのタイプをご紹介します。
(1)衝動買いタイプ
- 欲しい! と思ったらよく調べないでパッと買ってしまう。後で落ち着いたらそんなに使うものでもなかった、あるいは、じっくり調べて待てば、何万円も安く買えたのに...。
このタイプは、購入対象の研究不足が一番の敗因です。自分の中に相場観ができていない対象に関しては、その場で買うのは避け、人に聞いてみたり、調べたりして情報を増やしてから判断するようにしましょう。
(2)見栄買いタイプ
- 誰かが持っているとどうしても欲しくなって買ってしまう。
- お隣さんが万博に行ったから、家も行かずには引けない、という動機で行ってしまった。
このタイプは、外からの情報や人の目でなく、自分の中から湧いてくる思いに素直になって、判断をする訓練が必要です。対象の品が、あなたにとって、家族にとって深く長く幸福をもたらすものか、考えてからお金を使うようにしましょう。
(3)恐怖心買いタイプ
- 今買わないとなくなってしまうからと不安になり、(損をしたくなくて)衝動的に買ってしまう。
- 保障や保険料に納得がいかないまま、「入ってないと大変なことになりますよ」と言われて、あわてて保険に入ってしまう。
このタイプは、「損をしたくない」という気持ちが強すぎて(ときおり、そこに悪意ある人からつけ込まれて)、逆に貧乏くじを引いてしまう回数が増える、というパターンに陥りがちです。
「損をしないぞ」と思いすぎるのではなく、「感謝で使える支払いをして行こう」と切り替えることで、落とし穴を自然に避けられるようになって行きます。
3タイプご紹介しましたが、皆さまには、心当たりがあるものが、ありましたでしょうか?
使ったお金の「感謝度チェック!」をしながら、マネー美人をめざしましょう☆
このコラムを書いた人

ゆりもとFP事務所 代表
株式会社FPフローリスト 代表取締役社長
圦本 弘美
ゆりもと ひろみ
ファイナンシャル・プランニングで
日本を元気にします!
- CFP®認定者
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 宅地建物取引士
- 一種外務員

