【第34のワザ】 世界をキレイにするお金の使い方

ファイナンシャル・プランナー ゆりもとひろみ

ムリな節約は悪循環に

「節約ってなんだか心が暗くなっちゃう~」というイメージを持っている方、いらっしゃいませんか?節約を楽しみながらできるとよいのですが、無理な節約を自分に強制すると、良くない副作用だらけになってしまいます。

 金額だけの節約を無理やり自分や家族に押し付ける
 ⇒ 自分がケチになった気がする
 ⇒ みじめな気持ちがぬぐえない
 ⇒ 家計管理自体がイヤになる

という、悪循環に陥らないために、節約を全く違った角度から、ポジティブな行動を伴うものに変えてみてはいかがでしょうか?

それでは、【第34のワザ】をお送りします。

【第34のワザ】
お金が輝く使い方をする

「お金を使わないようにする」のではなく、「お金が輝く使い方をする」という発想の転換です。

同じ1,000円、1万円を、より有意義に使うことはできないかしら?
自分や家族にとって値打ちのあることに使う方法はないかしら?

と、センサーを張りながら経済活動をしていくのです。

よいお金の使い方をすることで自分がキレイになっていく、また、この世界も、ちょっぴりキレイにすることができる。そう思えるなら、みじめさに襲われない生活ができます。

世界は豊かさで満ち溢れている

心をひろくして考えてみてください。

大宇宙・世界には、豊かさが溢れています。

  • 星々の煌き
  • 大自然の繁栄力
  • 太陽の熱エネルギーと、神秘的な力強さ
  • 朝日の躍動感 夕日の美しさ
  • 多くの生命を養うことができる、地球の大気や熱エネルギー
  • 地球を覆う、豊かな水資源
  • 連綿と続く動植物・人間の生命の連鎖

また、人間が生み出した世界を見ても、

  • 日進月歩する技術力の恩恵による、生活の豊かさ・便利さ・快適さ
  • 近代以前は考えられなかった手厚い福祉
  • 人命や人権に対する敬意
  • 高度な教育を多くの人が受けられること
  • 交通革命により手軽にどこへでも行けること
  • 思想と、法律を犯さない範囲での行動の自由

様々な豊かさが発明され、私たちの生活に恩恵をもたらしています(一部、上記が保障されていない残念な国もありますが…)。

そういった、豊かさのひとつの表現形態であり、人類最大の発明のひとつが「貨幣経済」というものです。私たちの人生の自由度を上げてくれた、画期的な発明です。

貨幣経済の発達による豊かさ

「お金」が発明される以前は、物々交換でしか、ほしいものを手に入れることができませんでした。「お金」という価値の代替手段を使うことで、

いつでも好きなものを交換できる「自由」
お金という形で価値を蓄積できる「財力」


といった豊かさが出現しました。

私たちは、現在社会で生きていく限り、お金を通した経済活動から逃れることはできません。経済全体から日々影響を受けると同時に、全体の流れにささやかに影響を与えている生きている存在です。私たちの消費活動の選択の集合が、時代や世界を創っていくといっても、言い過ぎではありません。

もし、私たちがくだらないモノ(サービス)、本当は必要ではないモノ(サービス)にお金を使いすぎてしまうと、そういったお金が輝けないモノやサービスを提供している企業がシェアを伸ばし、世界がちょっと薄汚れてしまうかもしれません。

よいお金の使い方をすることで、よいモノやサービスを提供している会社が発展し、よいものが世界に広がることを、ちょっぴりお手伝いできる。大げさに言えば、よいお金の使い方を心がけることで、世界をちょっぴりよくできる。ということになります。

お金が輝く使い方をしよう!

お金をキレイに使うというのは、「自分の所に縁あって手元にあるお金を、より価値のあるもののために使ってあげよう、この世の中を良くするために使おう、感謝を込めて送り出せるものに使おう」と心がけることです。

この視点で使うお金が増えることは、金額の多寡とは別の次元で、みなさまの経済活動を、豊かで、満足度の高いものにできるはずです。満足度が上がれば、無駄遣いの類は、小さな努力で減らすことができるようになってきます。

「この支払に使ってよかった」と思い出して嬉しくなるようなことって、最近ありましたか?
そういった、自分もお金も喜び、キラッと輝けるような使い方を、月に1回でも重ねていけるといいですね。

では反対に、自分もお金も輝けない、キレイでないお金の使い方って、具体的にはどういうものがあるのでしょうか?

お金が輝けない使い方とは?

輝けない、ということはもったいない使い方、ということになります。ゆりもとが考える、もったいない使い方を、いくつか挙げてみたいと思います。

安さに負けて、本当は必要ないものを買ってしまう

「特売だから」「定価の○割引だから」必要かどうかよりも、安いから買う、というパターンです。

ゆりもとも、山のように失敗経験があります。すごく安くなっているからと思って買うと、後、全然使わない、気に入らなくて着ない、とか。失敗が減ってきたのは、「なるべくいいものを、必要な理由がはっきりしているときで、支払う覚悟があるときだけ買おう」という行動に切り替えてからですね。

・発作的に衝動買いしたくなったときは、1回はガマンして見送る。
・別の日に行っても、やっぱりほしいと思ったら買う。
・それまでに売り切れていれば、縁がなかったとあきらめる。


3万円が1万円になっているものに飛びつくより、半年1年待っても、定価のままでも、よーく考えて、本当に必要なら買うという感じです。長く気に入って使えるものが、少しずつ増えてきました☆

本心は買いたくないのに買う

・買っておかないと、自分や家族に不安なことが起きそうだから買う(入りすぎの生命保険、高すぎる教材)。
・本当はそれほど欲しくないのに、勧めを断れなくて買う(強引な営業勧誘をきっぱりと断れない)。


こういう買い方を減らしていくためには、冷静な判断ができるための情報と、あなたのためを思って、アドバイスしてくれる人の存在が必要です。

・買わないと本当に、あなたが恐れていることが起きるのか?
・その際に他の対応法はないか?
・他の人は同じ状況で、どういう判断をしているか?


そういう視点を持つことができると、焦って、高い支払をすることは防ぎやすくなります。特に悪質営業は、そのような落ち着いた判断ができないように追い詰めてきますので、負けてはいけません。感情がブレてきて、正しい決断をする自信がないときは、信頼できる人に状況を確認してもらって、アドバイスをもらうのが有効です。

まとめますと、しばらくして支払いを振り返ったとき、「金額相応、金額以上の値打ちがあった」「そのことに使ってよかった」と、感謝や満足感が湧いてくるならOKです。
「もったいなかった」「やり直せるなら、そのことには支払わなかった」という、後悔ともいえるような感情が沸いてくるなら、反省の余地あり
ということです。 
その場合は、自分の失敗パターンと、再発防止作にも考えをめぐらせてみてくださいね。

このコラムを書いた人

圦本 弘美(ゆりもと ひろみ)/ FPのご紹介 - 株式会社FPフローリスト

ゆりもとFP事務所 代表
株式会社FPフローリスト 代表取締役社長

ゆりもと ひろみ

ファイナンシャル・プランニングで
日本を元気にします!

  • CFP®認定者
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 宅地建物取引士
  • 一種外務員