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地震保険の考え方

2010年10月25日

ファイナンシャル・プランナー ゆりもとひろみ

今回は、天災への備えを改めて考えてみたいと思います。

1995年に起きた阪神・淡路大震災以降、多くの方が地震保険を意識するようになりました。地震保険というのは世界のどの国にもあるわけではありません。地震が特に多い日本で、地震発生時に、国民の経済的被害を少しでも減らそうと、国が主導で創設した保険です。国は地震保険への加入を奨励しています。2007年から、新たに「地震保険料控除」が新設されたくらいですから。

けれど、地震保険に加入している世帯は全体の半数以下です。年々加入世帯は増加していますが、まだまだ少ないですね。地震に備えたいけど、保険料は高いし、補償はあまりないらしい。入るべきか、入らないべきか、迷う方も少なくありません。地震保険はどう考えればよいのか、整理して安心したいですね。

【第39のワザ】 地震被害の備えとして、地震保険を検討する
地震保険の仕組み

まず、地震保険の仕組みを確認しておきましょう。

● 地震保険は、火災保険の補償の50%を限度として、火災保険とセットで加入できます。

たまに誤解されている方がおられるのですが、地震を原因としておきた火災の損害は、普通の火災保険では補償されません。 地震被害に対して補償がほしければ、地震保険に加入する必要があります。

● 保険料は火災保険に比べて割高です。保険料は、同じ大きさや構造の建物でも、住んでいる都道府県によって変わります。

全国を4ランクに分け、地震が起こりやすいと考えられる地域ほど、保険料を計算する時の料率(地震料率)が高く設定されています。

参考) 財務省「地震保険制度の概要」

さらに最近では、保険料はうんと高くなりますが、火災保険金額の100%を補償する地震保険も出てきました。

実情に即して、加入を考えよう

私の事務所にご相談に見えられるお客様の、地震保険に対するお考えは様々です。

例をあげますと、

「家は地盤がしっかりしているので、火災保険だけにしておきます」

「地震保険だけ入りたいけれど、無理なんですね。では、火災保険と一緒に入ります」

「新築したばかりなので、万が一地震火災が起きて、住宅ローンだけが残るのが怖いです。なので、保険料はかなり高いですが、地震でも(火災保険補償額の)100%出るタイプにします」


という方もいらっしゃいます。

阪神・淡路大震災の時には、地震保険に入っていなかったので困った人が大量に出てしまいました。以後、火災保険加入時に、きちんと意識して地震保険に加入するかしないかを選択できるよう、申し込み用紙に捺印が必要になるなど様式が変わりました(震災以前はマルを一つけるだけでした…)。

保険料やお住まいの地域の地震発生確率などを参考に、加入するかどうかをお決めいただければと思います。

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