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国保(2)社保・国保 保険料の違いは?

2013年06月25日

ファイナンシャル・プランナー 関山郁子

社保(会社で入る健康保険)と国保(国民健康保険)の違いは、いろいろありますが、 今回は前回に引き続き、保険料についてお送りいたします。

参考: 国保(1) 自治体によって異なる国民健康保険料

国保は自治体(住民票のあるところ)によって保険料が異なりますが、 社保も特に中小企業が加入する「協会けんぽ」は、都道府県によって保険料に違いがあります。

協会けんぽの保険料率は?

「協会けんぽ」の保険料率(平成25年度)で、
 ・ 最も高いのは、佐賀県の10.16%
 ・ 最も低いのは、長野県の 9.85%
となっています。

国保の場合と違って、保険料が倍も違うなんてことはなさそうですね。

協会けんぽの場合は会社が申請している都道府県の料率で保険料が決定します。 例えば、神奈川在住で東京の会社に勤務していても、大阪の本社が一括して、 大阪で申請していれば、大阪の料率が適用されます。

保険料は、会社が半分負担してくれます。

扶養制度 社保:あり 国保:なし

社保の保険料は、4月〜6月の報酬(通勤交通費や残業代を含んだ給与) を基準に決定され、原則1年間保険料は変わりません。 ということは、社保は、個人の報酬で保険料が決まり、扶養家族が何人いても保険料が変わらないんです。

一方、国保には扶養制度はなく、世帯の前年の所得や加入者の人数などで保険料が決まります。 専業主婦の奥さんや収入のない子どもでも、人数に応じて保険料が加算されますし、 奥さんや子どもに一定以上の収入があれば、合算されて保険料が計算されます。


国保・社保 年収480万円試算

あくまでも概算ですが、家族4人だとどのくらいの保険料になるのか、給与所得で試算してみましょう。

【条件】
 ・ 東京都江戸川区在住のサラリーマン家庭
 ・ 夫30歳・妻30歳・子ども2人
 ・ 夫の年収480万円(月額40万円×12か月)
 ・ 通勤交通費や残業代はなしで計算
 ・ 夫以外に収入なし

<1カ月あたりの保険料>
  協会けんぽ(本人負担分):約2万円
  国保:約3万4千円(独身の場合は約2万4千円)

※国民健康保険料の詳しい計算式や料率などは、市町村のサイトで調べることができます。

保険料の上限額はあるものの国保は家族が多くなると高くなってしまうので、 なかなか厳しいものがありますね。

なお、国保の場合、世帯主が会社で社保に加入していても、世帯に国保加入者がいれば、 保険料の請求は世帯主宛にくることになっています。



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