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賢く選ぶクレジットカード おすすめは?

2023年12月09日

ファイナンシャル・プランナー 望月貴美香

気がつくと、いつの間にかクレジットカードが増えている、ということはありませんか?  集約して効率よくポイントを集めたいけど、どのカードにまとめたら良いかわからない―。 そんなあなたにカードの選び方をお伝えします。

よく使うお店で利用できるポイントを狙え

クレジットカードを選ぶ際のコツは、自分の消費の特徴を掴み、それに適したカードを選ぶことです。そして、そのカードに支払いを集約していくことです。

たとえば、日中買い物に行く機会の少ない人や少しでも安いものを求める人は ネットショッピングの利用率が高い傾向があります。 その中には、Amazonや楽天といった特定の範囲内で買い物をする人もいれば、どこで買うか決めていない人もいます。

ネットよりも、スーパーやホームセンター、家電量販店等リアル店舗でのショッピングがメインの人もいるでしょう。

どこでお金をより多く払うかがわかったら、自分の消費スタイルに合ったカードの中からより還元率が高くなるカードを選びます。


実質還元率が高いカードを選ぼう

次に着目したいのは、ポイントの還元率です。 還元率とは、カード利用額のうち、利用者に還元される金額の比率のこと。表面的な還元率ではなく、年会費を考慮した実質還元率で、選びましょう。

年会費に関しては年間利用額や利用回数によって無料になるケースもあります。 今後、最小限のカードに集約して使えば、年会費が無料になることも十分考えられますので、選択肢から外さず吟味しましょう。


ポイントの交換条件は要チェック

ここで留意したいのは、獲得したポイントの交換条件です。

ポイント利用できる範囲が限定されているカードでは、人によっては使い勝手が悪くなります。 還元率の高さだけではなく、ポイントの交換条件も考慮して選ぶことが大切です。

また、海外旅行用にクレジットカードを作る場合は、世界シェアナンバーワンのVISAを選ぶのがよいでしょう。 クレジットカードは身分証代わりになるほか、持っているだけで海外旅行傷害保険がつく場合もあります。


おすすめのクレジットカードは?

実際にどのようなカードを選べばいいのか、一例を挙げます。
〜 2023年11月22日現在 〜

三井住友カード(NL)

VISA、Mastercardどちらも選べる年会費永年無料のカードです。

セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、すき家、はま寿司など対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすることで、ポイント最大7%還元されます。 Vpassアプリで利用通知設定が可能です。

ただ、基本の還元率は0.5%ですので、それほど高くはありません。 Amazonをよく利用する人にもおすすめです。 三井住友カード会員限定の優待サイト、「ポイントUPモール」内からAmazonにアクセスして買い物するだけで、還元率が最大で+4.0%アップします。

お申し込みは こちら から

JCB CARD W

国際ブランドJCBの、39歳までの入会で年会費永年無料のカードです。

ポイントは毎月の合計利用金額に対して1000円1ポイントで貯まるので、コンビニ等の少額決済でも無駄なく貯まります。

通常のJCBカードの2倍ポイントが貯まり、さらにAmazonやセブンイレブン、スターバックスなど対象店舗の利用で還元率がアップします。 アプリにて利用状況の通知が届くので、使いすぎも防止できます。

JCB ORIGINAL SERIES優待店での利用で、優待店に応じたポイントが貯まります (例:Amazon.co.jp4倍、セブンイレブン4倍、スターバックス11倍、ビックカメラ3倍 等)。 また、インターネットショッピング「OkiDokiランド」を経由すると店舗に応じて最大で20倍のポイントが貯まります(※一部ポイントアップ登録が必要です)。

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楽天カード

VISA、Mastercard、JCB、AMEX(アメックス)から選べる年会費永年無料のカードです。

カード利用100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まり、楽天市場で利用すると100円につき3ポイントと、通常の3倍付与されます。 また、全国の楽天ポイントカード加盟店ではカードの提示と利用でポイントがダブルで貯まります。 さらに、家族カードの利用でもポイントを貯めることができ、カード支払い分のポイントは本カードに合算されるのでポイントを効率よく貯めることが可能です。

楽天ポイントは使い勝手がよく、貯まったポイントは1ポイント=1円として支払いに利用できるほか、 毎月の電気・ガス・スマホ代金への利用やポイント運用、旅行時のホテルアップグレードなど多種多様な楽天グループサービスにも利用可能です。

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イオンカード(WAON一体型)

VISA、Mastercard、JCBから選べる、クレジットもWAON機能も付いたイオンでお得なカードです。年会費は永年無料です。

イオングループの対象店舗ではWAON POINTが2倍、毎月20日30日の「お客さま感謝デー」は買い物代金が5%オフになるなど、イオンを利用する方にお得なカードです。

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セブンカード・プラス

JCBの年会費永年無料のカードです。ポイント還元率は0.50%〜1.00%となります。電子マネーnanaco搭載しており、チャージだけでもnanacoポイントが貯まるカードです。

ポイントは全てnanacoポイントとなり、1ポイント1円として利用できます。 クレジットカードから電子マネーnanacoへチャージするだけでもポイントが貯まり、セブン&アイグループの対象店で利用するとお得にポイントが貯まります。

全国のイトーヨーカドーにて、カードを利用・提示すると毎月8のつく日は5%割引になります。

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以上、5つのクレジットカードをご紹介しました。使用する頻度の高い店に合わせて、メインのクレジットカードを選ぶと、ポイントが貯まりやすくなります。

実際に検討する際は、ポイントの有効期限や交換できる最低ポイント数など還元率以外の留意点もよく確認してくださいね。



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